この記事には広告リンクを含みません。これまで実際に見直した固定費を、金額と手順ごとにまとめた記録です。個別サービスの詳細は、それぞれの記事にまとめてあります。
転職で年収が下がったとき、僕は生活を守るために固定費の見直しを始めました。
節約というと「我慢するもの」というイメージがあります。でも固定費の見直しは、一度手を動かせばあとは自動で効き続ける。しかも生活の質はほとんど落ちません。
この記事は、これまでに見直した6つの固定費を、見直した順番・下がった金額・やってみて分かったことの形でまとめた記録です。「何から手をつければいいか分からない」という方の地図になればうれしいです。
見直した固定費と、その結果
まず全体像です。
| 見直した対象 | 変化 | 手間 |
|---|---|---|
| スマホ回線 | 大手キャリアから格安SIMへ | 中 |
| 自宅のネット回線 | 光回線を契約せず、中古ルーター+SIMで構築 | 中 |
| 実家のプロパンガス | 月17,908円 → 約9,700円 | 小 |
| 有料放送(スカパー!) | 月4,389円 → 0円 | 小 |
| 音声サービス(Audible) | 月1,500円 → 0円 | 小 |
| 車のタイヤ | 予防にかけた費用 約7,500円 | 小 |
金額の大きさで言えばガスと有料放送、手間の少なさで言えば解約系。効果と手間のバランスを見ながら、順番に手をつけてきました。
① まずやったのは「解約」だった
一番効率がいいのは、実は新しい契約ではなく解約です。手続きが1回で終わり、その月から効果が出ます。
スカパー! 月4,389円を手放した
5年契約していた有料放送を解約しました。金額として一番大きかったのがこれです。
正直に言うと、解約前は「観られなくなったら困るかも」と思っていました。でも実際にやめてみると、困ったことと平気だったことがはっきり分かれました。ここは人によって答えが変わる部分なので、詳しくは個別記事に書いています。

Audible 月1,500円も、役目が終わったので解約
こちらは2年2ヶ月使って解約しました。サービスが悪かったからではなく、転職で車通勤の時間が短くなり、聴く時間そのものがなくなったからです。
固定費の見直しで大事なのは「悪いサービスを切る」ことではなく、今の生活に合わなくなったものを手放すことなんだと思います。

② 次に効いたのが「乗り換え」
解約できないもの——生活に必要なインフラは、契約先を変えることで下げられます。
スマホ回線を格安SIMへ
大手キャリアから格安SIMに変えました。ここは何度か乗り換えていて、日本通信SIMを1年、その後povoへ。それぞれ良し悪しがあります。
- 日本通信SIM:料金の安さは満点。ただし昼の時間帯は速度が落ちる
- povo 2.0:トッピング制で柔軟。ピークタイムでも繋がりやすい
- 楽天モバイル:データ量の上限を気にしなくていい
どれが正解かは使い方次第なので、3社を実際に使った比較記事にまとめました。

自宅のネット回線を、光回線なしで用意した
賃貸で光回線が引けない状況だったので、楽天モバイルのSIMと中古のホームルーターを組み合わせて自宅のネット環境を作りました。「回線を契約する」以外の選択肢があると知ったのは、この時が初めてでした。

実家のプロパンガスを乗り換えた
これは自分の家ではなく実家の話です。月17,908円だったガス代が、会社を変えるだけで約9,700円になりました。月8,000円、年間で約10万円の差です。
プロパンガスは自由価格なので、会社によって料金がまったく違います。そして「引っ越さないと変えられない」というのは思い込みでした。

③ 最後に気づいた「減らす」以外の固定費対策
ここまでは支出を減らす話でした。でも見直しを続けるうちに、もう一つの視点に気づきました。
予期しない出費を防ぐことも、固定費対策になる。
僕はこれまで乗った車3台すべてでタイヤをパンクさせ、3回とも交換になっています。1本あたり1万円前後。原因はどれも「気づくのが遅れて、修理できる状態を過ぎてしまった」ことでした。
そこで空気圧センサー(約7,500円)を付けました。支出は増えますが、数万円の出費と路上での立ち往生を防げるなら、十分に元が取れる投資だと考えています。

やってみて分かった、順番のコツ
一通り見直した今、もし最初からやり直すなら、この順番にします。
- STEP1:使っていないサブスク・有料放送を解約する(手間が最小で、効果がすぐ出る)
- STEP2:スマホ回線を見直す(金額が大きく、生活の質もほぼ落ちない)
- STEP3:ネット回線を見直す(住環境によって最適解が変わる)
- STEP4:ガス・電気など住居のインフラを確認する(戸建てならガスの効果が特に大きい)
- STEP5:予期せぬ出費を防ぐ仕組みを作る(車・家電のメンテナンス)
先にやるべきだったと思うのは、解約から始めることでした。乗り換えは比較や手続きに時間がかかるので、最初に取り組むと「面倒だな」で止まってしまいます。まず解約で成功体験を作ってから、乗り換えに進むほうが続きます。
固定費が下がると、変わるのはお金だけじゃない
最後に、数字以外の話をさせてください。
実家のガスを見直したとき、一番変わったのは金額ではありませんでした。冬になるたび母が請求書に身構えていた、あの緊張がなくなったことです。
固定費というのは、毎月必ずやってくる支出です。だから金額そのものより、「今月も来る」という感覚のほうが心に効いています。それが下がると、請求書を開くときの気持ちが変わる。旅行先で「ここは節約しようか」と考える回数が減る。
節約は我慢だと思われがちですが、固定費の見直しは我慢を減らす作業です。一度手を動かせば、あとは毎月自動で効き続けてくれます。
まとめ
- 固定費の見直しは「解約 → 乗り換え → 予防」の順番が進めやすい
- 一番効率がいいのは解約。手続き1回で、その月から効果が出る
- 思い込みで諦めている契約がある(プロパンガスは住んだまま変えられる)
- 支出を減らすだけでなく、予期せぬ出費を防ぐことも固定費対策になる
- 金額以上に、毎月の小さな緊張が減ることのほうが大きい
全部を一度にやる必要はありません。どれか一つ、手間が小さそうなものから始めてみてください。一つ終わると、次に進みやすくなります。
この記事を書いたあと、さらに2つ見直しました。ひとつは電気、もうひとつは通勤時間です。どちらも「一度やれば毎月効いてくる」という点は同じでした。




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