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「ココナラの手数料は22%」
そう書いてある記事を読んで、私も同じ数字を信じていました。でも、電話相談サービスを出品してみて分かったのは、それが自分には当てはまらないという事実でした。
私は現役のカウンセラーで、ココナラには2021年から出品しています。4年間の売上は、410円です。
この記事では、その410円の内訳と、公式ヘルプに載っているのにあまり語られていない手数料の仕組みをお伝えします。
ココナラの電話相談は、手数料22%ではありません
先に結論をお伝えします。電話相談サービスは、通常のサービスとは別の料金体系です。
| 設定した相談料 | 購入者が払う額(電話/アプリ) | 出品者に入る売上 |
|---|---|---|
| 100円/分 | 120円/100円 | 41円/分 |
| 300円/分 | 320円/300円 | 124円/分 |
| 500円/分 | 520円/500円 | 206円/分 |
※課税事業者登録をしていない場合の金額です。登録している場合は、100円/分で45円/分になります。
※出典:ココナラヘルプ「【電話】出品者の売上金と通話料について」
100円/分で出品すると、私に入るのは41円です。引かれるのは22%ではなく、およそ59%になります。
これは隠されている情報ではありません。公式ヘルプに表として公開されています。ただ、「ココナラ 手数料」で調べたときに出てくる記事の多くは22%までしか触れていないため、電話相談を考えている人には届きにくい情報になっています。
私の4年間の実績を、数字のまま公開します
| 項目 | 実数 |
|---|---|
| 出品を始めた時期 | 2021年 |
| 累積売上 | 410円 |
| 販売件数 | 1件 |
| 直近30日の閲覧数 | 11回 |
| 直近30日の販売数 | 0件 |
| 出品者ランク | レギュラー |
現在の出品は3つです。電話相談(100円/分)を公開中、もう1つの電話相談(300円/分)は受付休止中、そしてコーチングのサービスが1つ。
閲覧数11回、というのが正直な現実です。売れない理由を考える前に、そもそも見られていませんでした。
「22%」はどこの数字なのか
整理しておきます。ココナラの手数料は、提供方法によって変わります。
| 提供方法 | 出品者の手数料 |
|---|---|
| 通常サービス(トークルーム) | 22%(20%×消費税) |
| ビデオチャットサービス | 27.5%(25%×消費税) |
| コンテンツ販売 | 22% |
| 電話相談サービス | 上の表の通り(実質約59%) |
購入者側にも、別途5.5%のサービス手数料がかかります。
※出典:ココナラヘルプ「販売時の手数料について」
つまり「22%」は間違いではなく、通常サービスの数字です。電話相談を選ぶと話が変わる、というだけのことでした。私はここを確認せずに出品していました。
たった1件だけ売れた、あの日のこと
売れた1件は、会社員の方からのご相談でした。職場の人間関係についてのお話です。
当時はまだココナラのアプリで通話する機能がなく、外部のツールを使って、画面越しにお話ししました。相手の方はカメラをオフ、私はオンにして。顔が見えない相手に自分の顔だけを見せて話すのは、少し不思議な感覚でした。
お話が終わったとき、その方は少しすっきりされた様子でした。
正直に言うと、そのとき私が感じたのは「うれしい」よりも「安心した」でした。役に立てたかどうか分からないまま終わることが怖かったのだと思います。
売上は410円です。金額としては小さいですが、この1件があったから、私はまだこのアカウントを消していません。
ココナラには、私のような個人のカウンセラーや相談員が多数出品しています。文章でのやりとりから始められるサービスもあり、いきなり話すのが不安な方は、まず書いてみるところから始められます。自分の気持ちは、声に出す前に文字にしたほうが整理しやすいことがあります。
一度きりの相談ではなく、続けて話せる相手がほしいと感じている方もいると思います。私自身はカウンセラーとして、別の場所でもお話をお聴きしています。私がどんな人間かは、こちらの記事に書きました。
なぜ4年も売れなかったのか、自分で分析しました
理由1:出したまま、放置していました
一番大きい理由です。出品して、それで終わりにしていました。
閲覧数11回という数字がすべてを語っています。ココナラには数十万件のサービスがあります。その中に何もせず置いておけば、埋もれるのは当然のことでした。
理由2:得意な形式が、使えなくなりました
私が最初に提供していたのは、顔を見て話す形でした。ところが現在、ココナラでは「悩み相談・カウンセリング」カテゴリでビデオチャットを利用できません。
ビデオチャットを利用できないカテゴリ
・資産運用・副業の相談
・占い
・悩み相談・カウンセリング
(および電話相談サービス全般)
※出典:ココナラヘルプ「ビデオチャットを利用できないサービス・カテゴリ」
カウンセリングのカテゴリにいる限り、顔を見て話す選択肢はありません。私は300円/分の電話サービスを受付休止にして、アーカイブしました。
理由3:カテゴリを移したあと、下書きのまま止まっていました
ビデオを使いたくて、カウンセリングからコーチングのカテゴリへ移しました。ところが設定がうまく通らず、運営に問い合わせることになりました。
承認は降りました。降りたのに、私はそのまま下書きに戻して、忘れていました。
この記事を書くために管理画面を開いて、初めて気づきました。承認済みのサービスが、何ヶ月も下書きのまま眠っていたのです。
4年で変わったことから学べること
振り返ると、この4年でルールも機能も変わっていました。
・アプリで通話する機能が追加されました(当時はありませんでした)
・カウンセリング系カテゴリでビデオチャットが使えなくなりました
・手数料の体系も、提供方法ごとに細かく分かれています
プラットフォームを使うということは、こういう変化を受け入れながら続けることだと思います。「一度作ったら終わり」という前提で出品すると、私のように気づかないまま置き去りになります。
これから出品する方へ、私の失敗から言えること5つ
- カテゴリを選ぶときは、そのカテゴリで使える機能を確認する。カテゴリが提供形式を決めます
- 提供方法を決める前に、その方法の手数料を確認する。通常・ビデオ・電話で条件が変わります
- 設定を変えたら、公開されているか自分の目で確認する。私は承認済みのサービスを下書きのまま放置しました
- 出品したあとに何をするかを、出品する前に決めておく。出しただけでは見られません
- サービス説明は丁寧に書く。読む人のためでもあり、自分の考えを整理するためでもあります
5番目については、少し補足させてください。ココナラは、内容が極端に薄い出品を認めていません。「とりあえず出す」は、始めるきっかけとしては良くても、続く形にはなりにくいと感じています。
ご自身のペースで、一つずつ整えていけば大丈夫です。
※出品自体は無料で、初期費用も月額費用もかかりません。
よくある質問
ココナラへの出品にお金はかかりますか?
かかりません。初期費用も月額費用も無料で、売れたときに手数料が引かれる仕組みです。
悩み相談やカウンセリングをビデオ通話で提供できますか?
現在はできません。「悩み相談・カウンセリング」「占い」「資産運用・副業の相談」の3カテゴリでは、ビデオチャット機能を利用できない仕様です。
電話相談の手数料は何%ですか?
一律の%表記ではなく、相談料ごとに売上額が決まっています。100円/分の場合、出品者の売上は41円/分です(課税事業者登録なしの場合)。実質的な負担率は約59%になります。
通話時間はどのように計算されますか?
お話が始まった時点ではなく、回線がつながった時点から計測されます。秒数は切り上げで分単位の計算になります。
出品すれば売れますか?
私の場合は売れませんでした。4年間で1件、410円です。ただしそれは、出したあとに何もしなかった結果でもあります。
まとめ
ココナラで4年、私の売上は410円でした。
これは「ココナラでは稼げない」という話ではありません。手数料の仕組みを確認せず、カテゴリの制約を知らず、出したあとに何もしなかった人がどうなるか、という記録です。
ひとつだけ、この記事を書いていて変わったことがあります。
下書きのまま眠っていたサービスを、公開しました。承認が降りていたのに気づかず放置していたものです。4年放置した人間が言えることは少ないですが、気づいた時点から動けば、それは前に進んだことになると思っています。
あなたのペースで大丈夫です。少しずつ、変わっていきます。
Glow & Grow
・Self Compass 自己紹介記事

収入を増やすのは時間がかかりますが、支出を減らすのは今日から手をつけられます。僕が実際に見直した固定費の全体像は、こちらにまとめました。



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