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ホテルの部屋に入ると、まず机を見るようになりました。
LANケーブルの差込口があるかどうか。それだけです。
去年まではそんなことしていませんでした。持ち運び用の無線ルーターを旅行に持っていくようになってから、癖になりました。
今年のゴールデンウィーク、パートナーと4泊5日で東北を回ってきました。その記録です。
先に書いておくと、速度の不満は消えました。ただ4泊のうち1泊は、カバンから出しもしませんでした。「買えばどのホテルでも快適になる」というものではなかった、という話です。
前に使っていたのが壊れた
もともとバッファローの小さいルーターを持っていました。それが壊れました。
なので今回は「必要かどうか」から悩んだわけではありません。前から使っていたものの置き換えです。
ただ、機種は一から選び直すことになりました。
理由の8割は、速度
ホテルによっては、館内全体でひとつのWi-Fiを共有しています。
混み合う時間帯は、どうしても遅くなります。
あれが地味にストレスでした。
部屋に有線LANのポートがあれば、そこに自分のルーターを挿してしまえば済みます。自分たちだけのWi-Fiが作れる。それが目的でした。
残りの2割は、保険
不特定多数が同じパスワードで繋ぐ環境が、なんとなく落ち着かない、というのもありました。設定によっては、同じネットワークにいる端末同士が見えることもあります。
ただ、こっちは保険です。「心配だから買った」というほどではありません。速度が8で、セキュリティが2くらいの気持ちでした。
機種はAIに相談して決めた
Wi-Fiまわりは規格も用語も多くて、正直よく分かりません。
なので使う場面と条件を伝えて、AIに絞り込んでもらいました。出てきたのが TP-Link の TL-WR902AC です。
3,300円でした(価格は変わります)。
| サイズ | 74 × 67 × 22mm |
| 重量 | 70g |
| 無線規格 | AC750(5GHz 433Mbps+2.4GHz 300Mbps) |
| 給電 | 5V 2A・マイクロUSB |
| 同梱 | 本体・電源アダプター・LANケーブル・設定ガイド |
(TP-Link 公式サイト・2026年8月13日確認)
動作モードがいくつかありますが、私が使ったのはルーターモードだけです。机のLANポートに挿して、Wi-Fiを飛ばす。それしかやっていません。
東北で4泊、3台つないだ
つないだのはスマホ2台とMacBook1台。私とパートナーで合計3台です。
速度は、気になりませんでした。
3台つないでも、速度が気になることはありませんでした。
ここは期待どおりです。特に語ることがないくらい、普通に使えました。
1泊目は、カバンから出さなかった
問題は初日でした。
部屋に入って、いつものように机を見ました。LANポートがない。
探しても見当たりません。
有線が来ていない部屋でした。
Wi-Fiは、パスワードが部屋ごとに違うタイプでした。
館内共有ではなく、部屋単位でネットワークが分かれている。
つまり、そもそもルーターを挿す先がなかったわけです。
ただ、これは「使えなかった」というより「使う必要がなかった」のかもしれません。部屋ごとに分かれているなら、速度も他の部屋に引っぱられませんし、セキュリティの心配も薄い。
結局その晩は、部屋のWi-Fiをそのまま使いました。特に不便もありませんでした。
ホテルのネット環境は、だいたい3つに分かれる
泊まってみて分かったのですが、こういう分類になります。
| タイプ | 見分け方 | ルーターは |
|---|---|---|
| 館内共有Wi-Fi | 全館で同じパスワード | 効く |
| 部屋ごとのWi-Fi | 部屋ごとにパスワードが違う | いらない |
| 有線LANのみ | 机の近くにポート、Wi-Fiの案内なし | 必須 |
商品名に「ホテル用」と書いてあるので、どのホテルでも活躍しそうに見えます。でも実際は、泊まる部屋がどのタイプかで決まります。
予約前に調べられるかというと、けっこう難しい
宿泊サイトの施設情報には「インターネット接続あり」「無線LAN」くらいしか書いてありません。
それが館内共有なのか部屋ごとなのか、有線ポートがあるのかまでは、まず書かれていない。私も部屋に入ってから気づきました。
なので「調べてから持っていく」は、現実的にはあまり機能しません。
70gなので、持っていって使わなくても損はしない。そのくらいの気持ちで入れておくのがちょうどいいと思っています。
同梱のケーブルは60cmだった
これは公式サイトにも書いていないので、実際に測りました。
60cmです。
短いと感じた場面がありました。机のLANポートと電源コンセントが離れている部屋です。
ルーターはLANポートの近くに置くしかありません。そうすると、今度は電源が届かない。
長めのUSBケーブルで給電する。
このルーターはマイクロUSBで電源を取ります。つまりルーターはLANポートの真横に置いたまま、電源だけ遠くから引っぱってくればいい。
「LANケーブルを長いのに買い替えよう」と考えていたので、逆でした。伸ばすのはUSB側です。
あとから公式を見たら、モバイルバッテリーからの給電にも対応していました。それなら机のコンセントを気にしなくていい。次の旅行で試してみるつもりです。
大きさは、思っていたよりは大きい
手のひらには乗ります。74 × 67 × 22mm、70g。カバンに入れて重いと感じたことはありません。
ただ、正直に書くと、前に使っていたバッファローのものよりは大きいです。
思っていたよりも、ひとまわり厚みがありました。
荷物を1グラムでも減らしたい人だと、気になるかもしれません。
で、買ってよかったのか
よかったです。ただ、条件つきだと思っています。
後半の3泊は同じホテルに連泊しました。一度つないでしまえば、あとは何もしなくていい。これがかなり楽でした。
逆に毎晩ホテルが変わる旅程だったら、そのたびに設定することになります。そう考えると、連泊が多い人のほうが恩恵は大きいはずです。
あと、つなぐ端末が1台だけならテザリングで足りてしまう気もします。
私の場合はMacBookを持っていくので、そこが分かれ目でした。
3,000円ほどで、70g。合わなくても痛くない金額です。ホテルのWi-Fiに毎回もやもやしているなら、試してみる価値はあると思います。
逆に、スマホ1台で足りているなら、無理に持つ必要はありません。
ご自身の泊まり方に合わせて選んでいただければと思います。
この記事で触れたホテルの取り方については、別の記事に書いています。
もうひとつは、家のネット回線を自分で用意したときの話です。




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