2024年11月に転職して、通勤が片道1時間10分から40分になりました。
朝は4時半起きが5時半起きに。1日で1時間、長く眠れるようになりました。
先に結論を書きます
・増えた時間で、勉強とブログはできるようになりました
・でも、動画を見る時間も増えました
・通勤中に聴いていた音声学習の時間は、減りました
・やろうと思っていたベースの練習は、していません
時間が増えれば、その分だけ何かができるようになる。そう思っていましたが、実際はもう少し複雑でした。
この記事は、通勤時間が減った1年半の正直な記録です。
2024年11月、通勤が1時間10分から40分になりました
まず、1日がどう変わったかを並べます。
| 前職 | 現在 | |
|---|---|---|
| 起床 | 4:30 | 5:30 |
| 家を出る | 5:00 | 6:40 |
| 通勤(片道) | 1時間10分(高速道路) | 40分 |
| 帰宅 | 19:00 | 18:45 |
| 家を空けている時間 | 14時間00分 | 12時間05分 |
前職は物流関係の仕事で、高速道路を使って通っていました。高速代は会社負担でしたが、時間は自分のものです。この生活を2年間続けました。
数字にすると、通勤時間そのものは往復で1時間減っただけです。ただ、家を空けている時間は1時間55分減りました。体感としては、こちらのほうがずっと大きいです。
収入が下がると分かっていて、それでも決めた理由
先に書いておくと、転職して収入は下がりました。下がることを理解したうえで決めています。
「時間を取るか、お金を取るか」という話に聞こえるかもしれませんが、実際に天秤にかけたものはもう少し多くありました。
| 天秤にかけたこと | 内容 |
|---|---|
| 収入 | 下がることは分かっていた |
| 事故のリスク | 高速道路を毎日往復、2年間 |
| 時間の使い方 | 1日2時間20分を通勤に使っていた |
| 休みの曜日 | 定休が日曜だけで、連休が取りづらい |
| パートナーとの時間 | 休みが合わず、一緒に過ごす時間が取れなかった |
補足しておくと、休み自体はシフトできちんと取れていました。休めなかったわけではありません。ただ、定休が日曜だけだと連休が取りづらく、パートナーと休みを合わせるのも難しい状態でした。
こうして並べてみると、「時間かお金か」の二択ではなかったのだと思います。
高速道路で、ヒヤリとしたことがあります
事故のリスクというのは、抽象的な話ではありませんでした。
ある朝、新東名を走っていたときのことです。大型のゴミが3車線すべてに散乱していました。おそらくトラックなどから落ちた落下物で、通行止めに使う道具の破片だったと思います。
避けきれず、そのまま突っ込みました。
その後サービスエリアに入って確認したところ、バンパーの下に破片が挟まっていました。社用車だったので、自分の車に被害が出たわけではありません。金銭的には何も失っていない。
それでも、しばらく落ち着きませんでした。
朝で車通りが少なかったからよかったものの、他の車がハンドル操作を誤っていたかもしれない。誰かが通った瞬間に破片が跳ねて、自分のほうへ飛んできたかもしれない。そう考えると、怖かったです。
毎日往復するということ
高速道路を片道1時間10分、往復で2時間20分。これを2年間続けるというのは、それだけ長く「何かが起きうる場所」にいるということでもありました。
普段は意識しません。ただ、一度こういうことがあると、通勤時間が「ただの移動」ではなくなります。
いちばん変わったのは、1時間長く眠れるようになったこと
転職して何がいちばん変わったかというと、正直なところ睡眠です。
4時半起きが5時半起きになりました。たった1時間ですが、この1時間はかなり効きます。
前職のときは、朝の準備が30分しかありませんでした。4時半に起きて5時に家を出る。何かをする余裕はなく、起きて支度をして出るだけです。
いまは5時半に起きて6時40分に出るので、1時間10分の余白があります。
朝に20分の余白ができました
その余白のうち、20分ほどを朝活にあてています。
やっているのは2つです。
- Duolingo(語学学習アプリ)
- Voicy(音声メディア)
どちらも前職のときはやっていませんでした。というより、やる時間がありませんでした。
20分は短いように見えますが、毎日続くと意外と積み上がります。そして何より、机に向かって取り組む20分は、運転しながら聞き流す時間とは質が違いました。
夜の時間は、勉強とブログに使えています
帰宅が19時から18時45分になり、家にいる時間も増えました。
いま夜の時間に使っているのは、カウンセラーの勉強と、このブログの作成です。副業として続けているものが、通勤時間が減ったことで動くようになりました。
このブログの記事も、ほとんどが転職後に書いたものです。前職のままだったら、続けられていたかどうか分かりません。
でも、失ったものもあります
ここからは、あまり書かれない話だと思います。
通勤中に聴いていた音声学習の時間が、減りました。
| 音声を聴く時間 | 前職 | 現在 |
|---|---|---|
| 車内 | 往復2時間20分 | 往復1時間20分 |
| 朝 | 0分 | 20分 |
車の中では、AudibleやVoicyをずっと聴いていました。運転中は他に何もできないので、強制的に「聴くしかない」時間だったわけです。
その時間が半分近くになりました。
通勤時間は「無駄な時間」ではなかった
転職する前、私は通勤時間を「奪われている時間」だと思っていました。
でも実際に減らしてみると、あの2時間20分は強制的に学ぶ時間でもあったのだと気づきました。自由がないからこそ、続いていた。
移動時間をどう捉えるかは、たぶん人によって違います。ただ「移動時間=無駄」と決めつけると、見落とすものがあるかもしれません。
Audibleを解約したのは、7ヶ月後でした
通勤が短くなったのは2024年11月。Audibleを解約したのは2025年6月です。
7ヶ月かかりました。
すぐに解約したわけではありません。しばらくは「また聴くだろう」と思っていました。でも聴く時間は戻ってこなくて、残っているのは月額だけになっていました。
生活が変わると、それまで使っていたものが合わなくなることがあります。ただ、それに気づくまでには時間がかかるのだと思います。
正直に書くと、動画を見る時間も増えました
ここが、この記事でいちばん書いておきたいところです。
家に早く着くようになった分、動画を見る時間が増えました。
前職のときは、そんな余裕はありませんでした。帰って食べて寝るだけです。
いまは時間があります。そして時間があると、「まだ余裕がある」と感じてしまう。その結果、勉強やブログに使える時間が増えたのと同時に、動画を見る時間も増えました。
時間が増えると、密度は下がる
不思議なもので、時間がなかった頃のほうが、隙間を大事に使っていました。
通勤中は聴くしかないから聴いていた。朝は30分しかないから、余計なことをする余地がなかった。制約が、そのまま集中になっていたのだと思います。
余裕ができると、その余裕のぶんだけ、緩みます。
「時間さえあればできるのに」と思っている方がいたら、時間ができても自動的にはできるようにならないかもしれない、というのが正直な実感です。
やろうと思って、やらなかったこと
もうひとつ、正直に書いておきます。
時間ができたら、ベースの練習をしようと思っていました。
していません。
1年半以上たちますが、いまのところ手をつけていません。時間はあります。でも、やっていない。
これは、時間の問題ではなかったのだと思います。
振り返って、この選択をどう思っているか
収入は下がりました。それでも、この交換はよかったと思っています。
理由は、最初に書いた「天秤にかけたこと」に戻ります。
- 高速道路を毎日往復するリスクがなくなった
- 眠れる時間が1時間増えた
- 朝に20分の余白ができた
- 夜に勉強とブログの時間が取れるようになった
- 休みが合わせやすくなり、パートナーとの時間が取れるようになった
もし「収入が下がるが、通勤が30分短くなる」という条件だけを見せられていたら、たぶん決めていません。数字だけでは足りませんでした。
決め手になったのは、事故の一件であり、休みの曜日であり、一緒に過ごせない時間でした。そういうものは表計算に載りません。
時間が増えても、自動的には変わらない
まとめます。
1年半やってみて分かったこと
- 通勤が減って、眠れる時間と朝の余白が増えた。これは想像どおりよかった
- 増えた時間で、勉強とブログはできるようになった
- 一方で、通勤中の音声学習の時間は半分近くに減った
- そして、動画を見る時間も増えた
- やろうと思っていたことを、やらなかった
時間は、増やせば増えます。ただ、増えた時間が何になるかは、また別の話でした。
それでも、朝4時半に起きなくてよくなったこと、高速道路を毎日走らなくてよくなったこと、休みを合わせられるようになったことは、確かに生活を変えました。
数字に出ない部分のほうが、大きかったのかもしれません。
もしいま、通勤時間を減らすかどうかで迷っている方がいたら、時間だけで考えないほうがいいと思います。何を天秤にかけているのか、書き出してみると見えやすくなります。
そして、時間ができたあとのことは、そのときに考えれば大丈夫です。あなたのペースで大丈夫です。
この記事で触れた2つの話は、それぞれ別の記事に書いています。ひとつは車内で聴いていたAudibleの話、もうひとつは収入が下がったあとに固定費を見直したときの話です。




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