はじめに:「歌うため」ではなく「喉を守るため」にボイトレの門を叩いた
ボイストレーニングと聞いて、どんな人を思い浮かべますか?
おそらく多くの方は、歌手や声優、あるいは本格的に音楽をやっている人――そんなイメージを持つと思います。
少なくとも、私はそうでした。
「ボイトレは、自分には関係ない世界の話だ」
そう思っていました。
きっかけは、地元のお祭りでした。
その年、私は屋台の責任ある役割を任されました。
周囲を誘導し、指示を出し、場を仕切る立場です。
しかも、メガホンは使いません。
地声一本で、長時間声を出し続けるのが基本でした。
そのとき、頭をよぎったのは不安でした。
「もし喉を潰したら、翌日の仕事はどうなる?」
本業の会社員としての仕事、そして個人活動での心理・キャリア支援。
どちらも「話す」ことが欠かせません。
喉を痛めることは、私にとって単なる体調不良ではなく、仕事に直結するリスクでした。
そこで相談したのが、普段お世話になっているベースの先生でした。
事情を話すと、地元のボイトレ教室を紹介してくれたのです。
「歌うため」ではなく、「喉を守るため」
そんな少し変わった動機で、私はボイトレの門を叩きました。
・大きな声を出す場面がある
・喉を痛めずに声を出したい
・人前で通る声で話したい
・歌目的ではないけれどボイトレが気になっている
実際に通って実感した、ボイトレの「3つの実用的な効果」
① 喉を痛めず、自然に「通る声」を出す発声法
ボイトレで最初に教わったのは、力で声を出すのではなく、体全体を使って声を響かせるという感覚でした。
それまでの私は、大きな声を出そうとすると、無意識に喉に力を込めていました。
これが声枯れの原因だったのです。
正しい発声を身につけると、同じ音量でも喉への負担がまるで違います。
声が前に飛ぶ感覚、とでも言えばいいでしょうか。
お祭り当日、私は長時間地声で指示を出し続けました。
そして翌日――喉は無事でした。
仕事にも支障なし。
この一点だけでも、ボイトレに通った価値は十分にあったと感じています。
② 滑舌と発音がクリアになる
予想していなかった効果がもう一つありました。
滑舌と発音の改善です。
レッスンを重ねるうちに、言葉の一つひとつが以前よりクリアに伝わるようになってきました。
カウンセリングや研修の場面で、**「話が聞き取りやすい」**と言われる機会が増えたのは、おそらくこの変化も影響していると思います。
指示や想いが正確に伝わる。
それだけで、コミュニケーションの質は一段上がります。
③ 【嬉しい誤算】ボーカル発表会への出場と、一生モノの自信
正直に言えば、当時の私はボーカルをやるつもりはまったくありませんでした。
私の目的はあくまで、祭りでしっかり声を出せるようになることでした。
**「大きな声を出せるようになればそれで十分」**と思っていたので、歌のレッスンや発表会は自分には関係ない世界だと感じていました。
ところが、発声の基礎を学ぶうちに、先生から「せっかくだから歌のレッスンも」と勧められ、気づけば発表会に出場していました。
人前で歌を披露する――それは、かつての自分には想像もできなかったことです。
でも実際にやり切ったとき、その達成感は想像をはるかに超えていました。
**「自分には無理」「自分には関係ない」**と思い込んでいたことに一歩踏み出せた体験は、確かな自信につながりました。
実用目的で始めたボイトレが、まさか一生モノの体験になるとは。
これは、私にとって本当に嬉しい誤算でした。
カウンセラー・講師としての気づき:「声」は相手への印象を大きく変える
個人活動を通じて、私はあることに気づきました。
声の質は、相手が感じる安心感や信頼感に直結するということです。
カウンセリングの場面を想像してみてください。
話す内容が同じでも、声が通らない。
滑舌が悪い。
緊張で声が上ずる。
それだけで、相手に与える印象は大きく変わります。
逆に、落ち着いた声で、クリアに言葉を届けられる人には、自然と信頼が集まります。
今は副業としてカウンセラーや講師活動も目指しているので、この気づきはとても大きなものでした。
ボイトレは「歌がうまくなるための訓練」ではなく、声を通じて相手との関係を豊かにする自己投資でもあると感じています。
もしまたきっかけがあれば、私はもう一度ボイトレを受けたいと思っています。
私にとってボイトレは、歌の練習というより
**「相手に安心感を与える話し方の土台づくり」**でもありました。
声の出し方が変わると、伝わり方も変わる。
これは、カウンセラーや講師を目指す今の自分にとっても大きな学びでした。
これからボイトレを始める忙しい社会人へ。スクール選びの視点
一点、正直にお伝えしておきます。
私が実際に通ったのは、ベースの先生に紹介してもらった地元の教室です。
縁あって出会えた場所であり、その先生との信頼関係があってこそのレッスンでした。
ただ、もし当時ツテがなかったら、私は確実にインターネットで自分に合うスクールを探していたと思います。
実際、同じように**「興味はあるけど、どこを選べばいいか分からない」**という方も多いのではないでしょうか。
そのとき、私が重視したいと思う条件が一つあります。
**「対面とオンラインを、自由に選べる柔軟さ」**です。
忙しい社会人にとって、通う時間や場所の制約は大きな壁です。
「今週は仕事が忙しいからオンラインで」
「今日は直接見てほしいから対面で」
そんな使い分けができるスクールは、継続のしやすさが根本的に違うと思います。
※ここで紹介しているサービスは、私が実際に通った教室とは異なります。
この記事では、自身の体験をもとに、今からボイトレを探す方の選択肢の一つとして紹介しています。
例えば、こちらのスクールは対面とオンラインの両方に対応しており、忙しい大人が無理なく続けやすい環境が整っています。
もし今スクールを探しているなら、選択肢の一つとしてチェックしてみるのもありだと思います。
※以下はアフィリエイト広告を含みます。
おわりに:声のアップデートは、自信のアップデート
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ボイトレは、歌が好きな人だけのものではありません。
声が変われば、伝わり方が変わる。
伝わり方が変われば、相手との関係が変わる。
そして気づいたとき、自分への自信も少しずつ変わっていきます。
声のアップデートは、自信のアップデートでもあるのだと思います。
「自分には関係ない」と思っていた私が、発表会の舞台に立てたように、きっかけはどんなに小さくても構いません。
まずは体験レッスンや情報収集からでも大丈夫です。
自分の声の可能性を知ることが、思いがけない人生のアップデートにつながるかもしれません。


コメント